女心が分からない、あなたにぴったりのスキル
Q.女心が分かりません。どうしたらいいでしょうか。
A.「女心が分かっていない!」というセリフは誰もが一度は聞いたことがありますよね。私も以前はよく言われていましたが、今ではほとんど言われなくなりました。
何度も言われていると、何をするにも「もしかしたら、また見当違いのことをしているのではないか?」と不安になって、ますます行動がぎこちなくなるなんてことになりかねません。
実は、「”女心”という今の自分にわからないもの存在しているんだ」と思っているうちは、女心を理解することは出来ません。それはなぜでしょうか。
女心の化学反応
女心を複数の要素が絡み合う、化学反応と考えると分かりやすいです。
環境×関係性×性格×体調×気分のように、様々な要素が反応しあってその時々の行動が生まれます。
かなり前のことですが、こんなことがありました。
ある女性に対して、いつもと同じような冗談を言っていると、突然機嫌が悪くなってしまいました。私もなんとなく黙ってしまい、しばらく無言の時間を過ごすことになります。そういったことが何度もあるので、気分屋だと思っていました。
ですが、後々になって実はこれは気分の問題ではなく、女性特有の体調が原因でした。
無意識の基準
一般的には、異性より同性と接している時間の方が、はるかに長いものです。
そうすると、異性と接する時にも、無意識のうちに同性と過ごしているときの感覚を基準にしてしまいます。
言い換えるなら、環境×関係性×性格×体調×気分という要素のいくつかを勝手に固定化するのです。
すると、固定化していない要素でどれだけ組み合わせを考えてみても、相手の今の行動を説明することができなくて、「わからない」と決めつけてしまうのです。
たまに女性との関係構築がとても上手な男性がいますが、これは幼い頃から女友達が多かったとか、家族の中に姉妹がいると言う場合が多いと感じます。
つまり、女性との関係に慣れているから、基準を固定化した中に女性への接し方が含まれているので、なんとなくうまく付き合うことができるのでしょう。
身に付けたい3つの知る
ではどうしたらいいのか?
3つのことを身に付ければいいと思います。
①様々な要素があることを知る
②化学反応によって起こる結果を知る
③その反応に対する適切な自分の行動を知る
要するに、自分の思い込みを消し、相手の色々なパターンを知ることで、上手に付き合えるようになるのですが、こんな膨大なことは出来ないと思うかもしれません。
でも、大丈夫です、すべてを知る必要はありません。この化学反応には、法則があります。女心を知るというのは、この法則を身に付けることなのです。
大層な言い方をしましたが、これは何も特別なことではありません。私たちが日常生活で無意識にやっていることなのです。だから、年齢を重ねるごとに成長していくわけです。
しかし、それではあまりにも時間がかかってしまいます。そこで、その無意識の当たり前を意識的に行うのが今回ご紹介する”ふりかえり”というスキルです。
振り返りを使えば、経験の蓄積とそれを日常生活に反映させる速度が格段にアップします。
特に年齢を重ねて、価値観が固まってくると、数回の経験では考え方が変わらず、何度も何度も痛い目にあってやっと「これは間違っているのかもしれない」という疑問を持ちはじめるというのが普通です。
その点、”ふりかえり”を活用していると、凝り固まった価値観を壊すのにそう多くの経験は必要としないのです。
ふりかえりの第一歩
今回は、ふりかえりの一歩目をご紹介します。
それは日記です。
えっ?日記? と思ったかもしれませんが、日記の優れているところは、毎日書くことができることです。
毎日書くのは大変と思うかもしれませんが、毎週書くのはもっと大変です。
なぜなら、人は忘れる生き物だから。1週間の出来事を思い出すには骨が折れるし、そもそも1週間に1度書くということ自体を忘れる可能性もあります。
日記は書き忘れても、たった1日の空白で済むのです。
まずはとにかく毎日書く事から始めるのが、最短ルートだと思います。
書き方は色々ありますが、その方法をまとめたコンテンツはただいま作成中なので、興味があれば、こちらのLINEに登録しておいてください。
それが待てない方は、伊藤羊一 著『1行書くだけ日記』という書籍もオススメです。薄い本ですらすら読めますが、ポイントが押さえられています。
とはいえ、振り返りを続けることは、想像以上に難しい。(だからこそ、やっている人は効果が出ているわけなのですが・・・)一緒にふりかえりをやってみたいという方はTwitterからご連絡ください。