脳の働きからみる、ふりかえりのメカニズム
ふりかえりの仕組みを脳の働きからまとめてみました。要は「”ふりかえり”って脳がこんな感じで働くから効果的なんだよ!」ということです。
ザックリ知ってもらうために、詳細や専門用語はバッサリ省きました。
さて、ふりかえりとは、記憶の編集作業です。
私たちが経験を記憶して、それを思い出したり、行動にうつすには、こんな手順を踏んでいます。
1.経験する
2.記憶する
3.思い出す
4.再び記憶する
ふりかえりでポイントになるのは、「思い出して、再び記憶する」という部分です。
実は何かを思い出すとき、記憶は不安定な状態になることがありまして。なんとそのときには記憶の更新が可能です。この更新できるという性質を上手く使ったのがふりかえりなのです。
<図にすると、こんな感じです。>
記憶を思い出す
↓
記憶が不安定に
↓
記憶を更新(←ココがチャンス)
↓
再び記憶する
この一連作業が”ふりかえり”なのです。
嫌な出来事であっても、思い出し良い出来事に変えて再び記憶すれば、嫌な出来事ではなくなります。
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